11/14  マラソン大会

 14日(木)に、さわやかな秋晴れのもと、マラソン大会が行われました。保護者、地域の皆様の応援が子どもたちのパワーの源となりました。




マラソンを応援している間に、うれしいお話をいくつも聞きました。

(感動①)「孫が、今年はどうしても応援に来てほしいというから、来ました。これまではそんなに言ったことなかったのに。」確かに、彼は、中間休憩のマラソン練習で誰よりも熱心に走っている姿があり、感心していました。今年のマラソンでは、最後の折り返しまでは友達と競っていましたが、ラストスパートで一気にスピードをあげ、優勝していました。自分が努力して自信をつけたことを、家の方に見届けてほしいというその想いに感動しました。



(感動②)「どうしても校長先生に話したい」と、地域の方からお聞きしました。一生懸命走っている子どもに「がんばれ!」と声をかけたところ、走っていて苦しいのにもかかわらず、手を合わせてお辞儀をし、「ありがとうございます!」と答えたというのです。自分の子どもの頃を思い出してみると、マラソンは苦しいばかりで声援をうけてもそれどころではなく、いつもしぶしぶ走っていたように思います。苦しい中でも、応援してくれる相手の気持ちを考えた丁寧な行動に感動しました。


(感動③)②で紹介した彼女は、なんと、練習で走っていたときよりも40秒もタイムが縮まったそうです。最後まで力を振り絞って走りぬき、ゴールしました。みんなに迎えられ、タイムを聞いた瞬間、ぽろぽろと、うれし涙がこぼれたそうです。彼女の頑張りをみんなで喜び合える温かさ、そして、うれしさを素直に表現する彼女の純粋さに感動しました。






 力いっぱい走り切った子どもたちも、応援している私たちも、すがすがしい達成感を感じられた素敵な行事となりました。